「ワンオペでお風呂に入れるのはどうしたらいいんだろう?」
「お風呂時間に役立つ便利グッズが知りたい」
「お風呂でハプニング!気を付けることって?」
ワンオペで子どもをお風呂に入れるのは大変です。
ミックス双子を含む4人の子育てをした母が、月齢別でのお風呂に入れる方法を解説します。
お助け便利グッズも活用してお風呂時間を乗り切ってくださいね。
双子編もあわせて解説します。
ワンオペお風呂はスピードと体力勝負です。
月齢別に解説!ワンオペでお風呂に入れる方法
ワンオペで子どもをお風呂に入れるなら、とにかく準備をしっかりすることをおすすめします。
お風呂に入れる流れに沿って手順を解説していきますので、準備するものと一緒に確認してみてください。
生後0~3ヶ月
1ヶ月検診でお医者さんから許可があれば、大人と一緒にお風呂に入ることができます。
しかし、首のすわらない赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのは安全面でも不安がありますよね。
生後3ヶ月までは赤ちゃんの入浴に集中できるベビーバスでの沐浴をおすすめします。
準備するもの
- 赤ちゃん用フード付きタオル
- 着替え、おむつ
- ガーゼ 体洗い用
- 必需品大きめのガーゼ 沐浴中赤ちゃんの体に乗せておくと安心して泣かずにいてくれます
- ベビー用ソープ
- ベビーバス 洗面台やシンクで使えるものがおすすめです
- ママ用バスローブ
- ベビーローション
前開きロンパースに肌着の袖を通した状態で重ねて広げておきましょう。
赤ちゃん用フード付きタオルも広げて準備しておきます。
必需品の大きめガーゼは沐浴中、常に赤ちゃんの体にかけておきましょう。
体を洗う時も洗うところだけガーゼをよけて、終われば戻すの繰り返し。
ガーゼがなくなると途端にふがふがと泣き出すそぶりをみせるので焦ります。
広げたフード付きタオルに赤ちゃんを乗せて体をふきます。
赤ちゃんの肌はとても敏感であらゆる刺激に弱いです。
もともとアトピーや食物アレルギーをもっていたので肌の手入れには気をつけました。
広げて準備していた着替えに手を通しひもを結ぶだけなのであっという間に終わります。
水分補給もかねて授乳します。
お風呂で気持ちよくなり、お腹も満たされた赤ちゃんはそのまますやすや寝てくれると最高ですね。
お疲れ様でした。
ベビーバスは洗面所やキッチンのシンクで使えるタイプを選ぶと、お湯はりもスムーズですし何より腰の負担も少なくておすすめです。
抱っこ続きの子育て期間中は腰の負担も大きいため、できる限り体への負担は減らしたいですね。
生後4~9ヶ月
生後4ヶ月になると体も大きくなりベビーバスでは小さく感じます。
首がすわったタイミングで大人と一緒にお風呂に入ることをおすすめします。
沐浴と比べてより気を付けなくてはいけない点もあわせて確認します。
準備するもの
- 赤ちゃん用フード付きタオル
- 着替え、おむつ
- ガーゼ 体洗い用
- ベビー用ソープ
- 必需品ママ用バスローブ 赤ちゃんもママも風邪をひかないための必需品です
- ベビーローション
- 浴槽内滑り止めマット
- バスマット 赤ちゃんを寝かせて洗うことができます
- バスチェア
- バウンサー 赤ちゃんを安全に待たせておくための必需品です
前開きロンパースに肌着の袖を通した状態で重ねて広げておきましょう。
赤ちゃん用フード付きタオルも広げて準備しておきます。
特に寒い季節は脱衣所や浴室も冷えています。
お風呂前は薄着の状態で赤ちゃんを待たせるので、脱衣所は特に温めておくことをおすすめします。
赤ちゃんはママの姿が見えれば安心します。
浴室のドアは開けて赤ちゃんへの声掛けは忘れずに
バスマットに寝かせて赤ちゃんの体を洗います。
おすわりができるようになった赤ちゃんにはバスチェアに座らせるのもおすすめです。
赤ちゃんを抱っこして湯舟に入ります。
おすわりできる赤ちゃんには向き合ってひざに乗せてあげると喜びます。
長湯は避け、湯舟に浸かるのは5分以内におさめます。
大人以上に赤ちゃんはのぼせやすいため、大人には物足りないくらいの時間で切り上げましょう。
ママ用バスローブに赤ちゃんを抱っこした状態で一緒にくるまりお風呂からあがります。
寝返りやはいはいを覚えた赤ちゃんの着替えは大変です。
何度もあおむけに寝かしなおしたり、はいはいするうしろから追いかけたりの毎日でした。
赤ちゃんの着替えが済んだらようやくママも着替えができます。
バスローブにくるまっていたのでほぼ水分は吸収されています。
授乳や水分補給します。
お互い風呂上りなので抱っこでの授乳のときにはまた汗だくになることが多かったです。
ママが先に体を洗っている間、赤ちゃんを待機させる場所としてバウンサーがおすすめです。
ベルトでしっかり体を支えているため、たとえ嫌がって暴れても転倒の恐れがありません。
赤ちゃんの振動で適度に揺れてくれるためか、泣かずに待っていてくれました。
当時とモデルは変わっていますが、生地部分も通知性が良くなりさらに使い勝手がよさそうです。
生後10ヶ月~
生後10ヶ月を過ぎたら同時入浴をおすすめします。
つかまり立ちの時期は目が離せなくなり、赤ちゃんを待たせておけなくなるからです。
ハプニングも起こりがちですので、慌てないための注意点と手順を確認します。
準備するもの
- 赤ちゃん用フード付きタオル
- 着替え、おむつ
- ベビー用ソープ
- ママ用バスローブ
- ベビーローション
- 浴槽内滑り止めマット つかまり立ちのできる赤ちゃんの転倒防止のための必需品
- バスマット つかまり立ちのできる赤ちゃんの転倒防止のための必需品
- お風呂用おもちゃ
注意点
- 赤ちゃんから目を離さない ママがシャンプー中も目を開ける覚悟で!
- 手の届くところに危険なものを置かない
- シャワーの温度は低めにする
赤ちゃん用フード付きタオルやおむつ、ママ用バスローブは脱衣所に準備しましょう。
脱衣所で赤ちゃんも服を脱ぐため温めておきましょう。
つかまり立ちができるようになった赤ちゃんは浴槽につかまらせたり、ママのひざに乗せて入浴します。
転倒の危険も大きくなるため目を離さないようにしましょう。
このころからお風呂で遊ぶ余裕も生まれます。
お気に入りのおもちゃがあると喜んでお風呂に入ってくれます。
ママが洗っている間、赤ちゃんには洗い場で遊んでいてもらいます。
赤ちゃんは立ったり座ったりを繰り返すので気を抜かずに手早く済ませましょう。
お風呂時間をゆっくり取りたいママは、赤ちゃんが寝てからやパパさんがいてくれる時間に再度入浴するのもいいですね。
つかまり立ちができるようになった赤ちゃんは、立たせて体を洗うのがだんぜん楽です。
あっという間に洗い終わりますよ。
ただし、このころから髪を洗うのを嫌がる子も多いです。
顔に水がかかったり、頭からシャワーをかけることで大泣きされた日も数知れず。
シャンプーハットを使ってみたこともありますが、かぶることも嫌がったため泣いてもわめいても強行突破。
とにかくやりきることが大事です。
遊びに夢中になり長湯になりがちですが、5分以内で切り上げましょう。
浴室内で体をふいて湯冷めを防止します。
ハイハイやつかまり立ちで動きの活発な赤ちゃんの着替えは、「追いかけごっこ」の遊びになっていました。
毎回、「まてまて~」と追いかけると「キャッキャ」と喜んでいました。
赤ちゃんの着替えが済んだらようやくママも着替えができます。
バスローブにくるまっていたのでほぼ水分は吸収されています。
水分補給は赤ちゃんもママも忘れずに。
つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんの体を洗うのが楽になります。
その分、転倒のハプニングは多くなるので浴槽内や浴室に滑り止めマットを用意しましょう。
双子編
ワンオペで双子をお風呂に入れるのは別次元で大変です。
体力勝負になりますのでスムーズに進むよう手順が大切です。
生後3ヶ月までは二人を順番に沐浴し、生後4ヶ月からは湯舟に一緒に入ります。
双子を順番に入れる手順を紹介します。
双子編 生後4~9ヶ月
2人分の着替え、ママ用バスローブも脱衣所に準備しましょう。
2番目の赤ちゃんは薄着で脱衣所で待たせるため、脱衣所は特に温めておくことをおすすめします。
特に寒い時期は脱衣所も冷えるので注意しましょう。
双子をリビングで待たせて、先にママが体と髪を洗います。
後追いの時期にはお風呂のドアを開けたまま洗ったものです。
我が家には双子に姉、兄がいたのでママが洗っている間は双子に危険がないかみていてもらったものです。
ママが洗い終わったら、バスローブを羽織って1人目を迎えに行きます。
2人目はバウンサーに待機させます。
どちらを先に連れていくかはそのときの2人の機嫌を見て決めます。
機嫌のいいほうをバウンサーで待たせていました。
赤ちゃんの体を洗ってから一緒に湯舟に入ります。
寒い時期は体を洗う前に、かけ湯をして湯舟に少し入り温めてから洗いました。
ママ用バスローブに赤ちゃんと一緒にくるまりお風呂を出ます。
着替えを終えた1人目をバウンサーに待機させ、2人目をお風呂に連れていきます。
1人目と同じ手順で入浴させます。
ママの体は温まっていませんが、ワンオペお風呂では仕方ありません。
双子が寝てくれたらゆっくり入りなおすのもいいですね。
2人の授乳も大事ですが、ママの水分補給もしましょう。
順番に入浴させるのでママは何回も湯舟に浸かることに。
のぼせないように注意が必要です。
時間もかかるので入浴前後でのママの水分補給も忘れずに!
双子編 生後10ヶ月~
ママ用バスローブは脱衣所に準備する
動きが活発になった双子は裸で動き回ることも多いので、リビングからお風呂までの動線は温めておくことをおすすめします。
活発になった双子をバウンサーで待機させることは難しいため、興味を引くアニメや動画で時間稼ぎをしていました。
お気に入りのおもちゃをこの時間だけ渡すのも効果的です。
浴室内は滑りやすいため、常に双子を左右に抱えて湯舟に入っていました。
双子の体を洗うのはだんぜん楽になりました。
浴槽につかまり立ちさせて洗うとあっという間に終わります。
湯冷め防止のため、浴室内で体をふきおむつをはかせてから同時に出ます。
ママはバスローブを羽織って出ます。
逃げ回る双子を追いかけては着替えをさせます。
裸になると子どもはなぜかテンションが上がります。
着替えは追いかけごっこ遊びになっていました。
双子だけでなくママも忘れずに。
同時入浴は目も離せず大変ですが、時間短縮できるメリットがあります。
双子が歩けるようになれば一気にお風呂時間も楽になり、お風呂で遊ぶ余裕も生まれてきます。
大変な時期はいずれ終わります。双子を寝かしつけた後の自分時間でリフレッシュしてくださいね
あれば助かる便利グッズ8選
ワンオペでのお風呂で強い味方になってくれる便利グッズを紹介します。
一日の大仕事、お風呂をスムーズに終えて、その後の自分時間でリフレッシュしましょう。
お風呂を終えれば一日の終わりが見えてきます。あとひと踏ん張りです。
1 小型ヒーター おすすめ度🌟🌟🌟🌟
脱衣所を温めるためにあると便利です。
体温調節が未熟な赤ちゃんのお風呂待機中や着替え時間は快適な空間をつくってあげましょう。
小型でもパワーがあり短時間で温まるものがいいです。
夜中の授乳時に暖を取るだけでなく、ライト代わりにもなり重宝します。
おむつ替えできる程度の明るさもありも助かりました。
2 バウンサー おすすめ度🌟🌟🌟🌟🌟
赤ちゃんの待機場所として脱衣所に置くと便利です。
待機中ママが見える場所にいるのは、何よりの安心感につながります。
赤ちゃんの動きに合わせて揺れてくれるため、気に入って飽きずに待っていてくれて助かりました。
また折りたたむとコンパクトになるため、部屋の中の移動だけでなく帰省の際も重宝しました。
汚れても布部分が外せて洗濯できますよ。
角度も3段階切り替え可能!食事、お昼寝などいろんな場面で大活躍しました。兄弟4人ともお気に入り。
3 ママ用バスローブ おすすめ度🌟🌟🌟🌟🌟
ワンオペお風呂にママ用バスローブは必需品です。
お風呂上りにママが自分の体をふいている余裕はありません。
羽織って赤ちゃんを抱っこすればママも赤ちゃんも同時に体がふけますし、ママが湯冷めすることもありません。
お風呂上りの着替えから授乳まで一気に終わらせることもできます。
4 浴槽内滑り止めマット おすすめ度🌟🌟🌟🌟
つかまり立ちができるようになったら浴槽内の滑り止めマットを準備しましょう。
浴槽内は滑りやすいため転倒事故の確率が上がります。
強力な吸盤が浴槽の底にしっかりと吸着しずれにくく、滑り止め効果は抜群です。
浴槽内で抱っこした際も安心です。
5 バスチェア おすすめ度🌟🌟🌟
赤ちゃんの首がすわって一緒に入れるようになったらバスチェアがあると便利です。
抱っこのまま赤ちゃんの体を洗うのは、石鹸ですべって落としてしまうリスクを増幅します。
バスチェアがあれば安全に赤ちゃんの体を洗えますし、何より両手が空いて楽です。
赤ちゃんと同時にママの体を洗うことも可能です。
空気で膨らむバスチェアなら肌に当たってもヒヤッとすることなく使えますし、何より軽くて持ち運びも楽でした。
我が家ではお姉ちゃんが一緒に入浴することも多く、赤ちゃんを見ていてくれたためバスチェアを使わなくてすむことも多かったです。
6 赤ちゃん用フード付きタオル おすすめ度🌟🌟🌟🌟🌟
赤ちゃんの体をふくのにフード付きタオルが便利です。
くるんでフードをかぶせるだけで一気に水分を吸収してくれるので湯冷めを防ぐことができます。
ダブルガーゼ素材が柔らかく、赤ちゃんの肌にも優しくて敏感肌の我が子に最適でした。
夏の家プールのときにもフードつきは重宝しますし、長く使えてよかったです。
7 バスマット おすすめ度🌟🌟🌟🌟🌟
バスマットがあると首がすわったばかりの赤ちゃんの体を洗う時に寝かせられて便利です。
冬場のお風呂の床は冷たくなるので、バスマットがあれば足もヒヤッとしなくてすみます。
こちらのバスマットは厚手なので転倒の衝撃も吸収してくれて、もしものときにも安心です。
我が家では赤ちゃんがいなくてもバスマットは愛用していたので、赤ちゃん用に新調することはありませんでした。
8 待機中のお気に入りアイテム おすすめ度🌟🌟
待機中の子が機嫌よく待っていてくれるためのとっておきのアイテムを用意しましょう。
例えばお気に入りのおもちゃやタオル、興味を引く動画やテレビなど。大人しく待っていてくれさえすればそれでいいのです。
赤ちゃんに動画を見せることに抵抗のある方も普段見せないからこそ効果がある!と割り切って、利用するのもいいですよ。
我が家はバウンサーに座っていることがお気に入りだったので、他に用意したのはガーゼタオルだけでした。
どんなおもちゃよりもこのガーゼタオルがあればよかったです。
ワンオペお風呂は割り切りも必要です。やり切ることが大事です。
お風呂ハプニングで気を付けること
お風呂時間はハプニングがつきものです。
しかし、考えうる準備をしておけば慌てることはありません。
ハプニングに備え、便利グッズや気を付けることを確認します。
ハプニング1 転倒
お風呂場での転倒ハプニングに備えるには浴槽内滑り止めマット、バスマットが効果的です。
赤ちゃんを落とさないようにと気をとられるあまり、足元も見えず両手もふさがった状態での赤ちゃんとのお風呂は転倒のリスクが大きいです。
実際、濡れた洗い場はすべりやすくヒヤッとしたことは数えきれないです。
マットを準備して転倒リスクを減らしましょう。
ハプニング2 風邪
ワンオペでのお風呂はスピード勝負です。
赤ちゃんは体温調節が未熟なため、長湯もできませんし湯冷めもしやすいです。
できるだけ浴室内で体をふいてから出ることをおすすめしますが、赤ちゃんはフードつきタオルを、ママさんはバスローブを準備してすばやく水分を吸収するようにしましょう。
双子を順番にお風呂に入れるとなればなおさら、赤ちゃんもママさんも体が冷えないようにスピード勝負となります。
ハプニング3 うんちおしっこ
お風呂でリラックスした赤ちゃんはうんちやおしっこをお風呂でしてしまうこともあります。
体をふいたらすぐにおむつをはかせましょう。
また、湯舟につかっているときにいきむ様子があったらすぐに出すことをおすすめします。
実際、気づいたのに間に合わず湯舟にプカプカとうんちが浮かんでしまったことも・・・
せっかくお風呂にいれたのに、はじめからやりなおしになることもありました。
ハプニング4 吐き戻し
授乳は水分補給も兼ねて入浴後にすることで吐き戻しハプニングを軽減できます。
赤ちゃんの吐き戻しの原因は胃の形状にあると言われていますが、お風呂では体を寝かせた状態になることも多いため、より吐き戻ししやすいです。
入浴前の授乳は控えることをおすすめします。
まとめ
ワンオペお風呂では準備と手順をおさえ、どんなハプニングが起こってもやりきることが大切です。
便利グッズはワンオペお風呂だけでなく育児中利用できる場面が多いので、準備しておくことをおすすめします。
ママが疲れているときには、温かいタオルで体をふいてあげるだけの日があっても問題ないです。
育児は毎日続きます。
「お風呂は何時から」とか
「毎日入れなきゃ」など決め事にとらわれず乗り切ってくださいね。
いずれ兄弟で入ってくれるようになったりして、ママの一人お風呂時間も確保できるようになります。
ワンオペお風呂での必需品
- バウンサー
- ママ用バスローブ
- バスマット
コメント